スサノオが最後に愛したひと
神話の中では「アマテラスとスサノオの誓約の段で、天照大御神が須佐之男命の持つ剣を譲り受けて宗像三女神を生む」とされているが、そもそも天照大御神は架空の存在である。さらに、剣から子供を産むなどと信じられないことでもあります。
ことの真相を先ず「宗像三女神」の長女の多紀理毘売命(たきりびめ)に確認しました。「剣からでは無く人から生まれましたよね?」はい。お母さんは誰ですか?天表春命(うわはる)様。
天表春命(うわはる)は、八意思兼神の御子神で、饒速日命が天磐船に乗って天降った時、護衛として随従した32柱の神とある。天津神=銀河連合の神様であることが分かり、なるほど!神武天皇側の天津神に国譲りした後で、このスサノオの系図が立派に見えるのと、天津神との夫婦関係は、アマテラス(天津神)を創造する上でこの事実が邪魔になり、この真相を隠したと言う訳だろう。
次に天表春命(うわはる)様に確認。スサノオの奥様は、櫛名田比売、神大市比売、そして天表春命の順であると言う。この時代は国譲りをする前だったので、天津神と国津神はとても仲が良かったと言う。私のイメージでは、多紀理毘売命が凄い美人なのでお母様も美人だったのではと想像し、話を膨らますと、やはりスサノオの一目惚れだったようです。そして生まれたのが、須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、その7年後に宗像三女神の多紀理毘売命(たきりびめ)、 市寸島比売命(いちきしまひめ)、多岐都比売命(たぎつひめ)を出雲の地で生みました。なんと三つ子だそうです。
このころは、既にスサノオは200歳を越えたおじいちゃんで、自分の子ですが孫のようにとても宗像三女神を可愛がっていたとのことです。
天表春命を祭られている神社は、下記2社が有名だが、
阿智 (アチ) 神社 本霊で、戸隠 (トガクシ) 神社が 分霊とのことです。